ゆとり教育と詰め込み教育

皆さんは「ゆとり教育」というのを御存じでしょうか。

最近、よく「ゆとり教育の弊害だ!」なんて言葉もよく耳にします。

ゆとり教育とは、政府が施行したもので1980年と1992年に実施されています。

教育にゆとりをという所から生まれたこの制度は、学校が週休2日になったり、円周率が3.14から3に変わったり、理科と社会が一緒になったりと様々にあります。

詰め込み教育の反省点からこの制度がうまれました。

学習時間をぐんと減らした事や、勉強内容を簡略化したことが大きくあります。

この時期に育った子供がゆとり世代という訳です。

私も、いきなり学校が週休2日になった世代です。

円周率や学習内容には変化はなかったものの、休みが増えた事は、当時とてもうれしかった事を覚えています。

しかし、なぜこの様な事をしたのでしょうか。

この詰め込み教育というものには、良い所もあれば悪い所もあります。

繰り返し暗記させて学力をアップさせてきた詰め込み教育ですが、試験の判定た出来、不出来が明確に見えた事。

これにより、おいてきぼりをくらってしまう子供が明確に分かり、その子供を集中的にアフターケアーできるというもの。

しかし、この詰め込み教育の怖さは、暗記能力は上がるが、試験が終わってしまえば、詰め込んだ内容を忘れてしまうと言う事。

これでは、本当の学力は図れません。

そして、そんな暗記学習では勉強に対して高いモチベーションを維持できないと言う事。

勉強のたのしさを忘れてしまいがちでした。

もうひとつは、とても激しい受験戦争ブームでした。

1970年代にピークを迎えた受験戦争。

この過度なストレスにより子供たちの中でいじめがひろまり瞬く間に加速度を増しました。

このようなことを見なおそうということで、ゆとり教育にスライドして行ったのです。

2003年に高校を卒業した人が史上初となるゆとり世代だと言われています。

計算してみるとばっちり当てはまってしまいました。

今から、ゆとり世代の弊害について書きにくくなってしまいましたか。ペンを走らせましょう。

さて、ゆとり教育と詰め込み教育。

本来はどちらが正解だったのでしょうか。

正直、統計でもでていましたがゆとり教育にスライドしてからというもの、日本の学力の低下は否定できません。

見る見るうちに低下して行きました。

小学生の約半分が、正方形の面積の問題を答えられないといった結果も出てきています。

しかし、きっと悪い事ばかりではないでしょう。

詰め込むことが3割減った分、考える事に重点を置くようになった事。

数字では、ダメな結果が出ていますがメリットはきっとあったはずです。

 


by with no comments yet.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です